2018年1月アーカイブ

2018年1月22日

1月22日、雨のち雪、そして曇り

1月22日、雨のち雪、そして曇り

それまでは(1月にしては)暖かかったような気がするのだけど、今日は朝から雨が降って、その雨は午後には雪になり、夜になると止んだ。気温はとても低く、風がないのが救いだった。ちょっとの間だから、と傘もささずにカドへ行こうとしたら、八百屋のおばあちゃんに「風邪引くで!」と怒られた。30過ぎて、怒られるのも良いものだ。

とりいくぐるの別館は、まだ暑いさなかの昨年9月にオープンしたこともあって、防寒という面では少し足りないところがあり、12月の中頃から少しずつ対策を施していて、ようやく終りが見えてきた。その中の一つに湯たんぽがあるのだけど、こいつは本当に凄い。あらかじめ布団に入れておくと、寝る頃には布団がすっかり温まっている。作業中、傍らに置いておくのも良い、手放せない。
エアコン、足元のストーブ、湯たんぽ、そしてカーテンなどなど、古いアパートの別館も人間らしく生活が出来るようになってきた。喜ばしい。
喜ばしいとか言いつつこれを書いている僕は、この頃は経理の追い込み作業真っ只中で、ずーっとレシートと通帳とPCの画面を眺め、役所へいそいそと出かける日々なので、防寒対策の類いはスタッフに任せてしまっていて申し訳ない気持ちもある。でもこういうのは役割分担と割り切って、さっさと目の前の経理ソフトを終わらせることが先決で大切。僕の仕事はこっち。

さて別館が出来てからというもの、別館に対してとりいくぐるの方を何と呼称するかという小さな悩みがある。辞書的な意味だと、「本館」が対になる言葉だと思うのだが。電話で空室の問い合わせがあった際には、「えー本館と言いますか、本体の方ですね、そちらですとまだ余裕がありまして...」と歯にものが挟まったような言い方になり、しどろもどろしてしまう。こちら側がこんな混乱していては、お客さんにも分かりにくいよなあと思う。まあしばらくは本館が有力だけど、整理整頓して分かりやすくなるためにも、もっとしっくりくる言葉が見つかればいいなと思う。

そんなこんなで、本館と別館ともどもまだまだ寒いわけなんですが、死ぬほどや眠れないほどでもなく、普通に過ごす分には問題ありませんので宿泊お待ちしておりますというお話です。
ちなみに画像はマキネッタ、これでコーヒーを入れるやり方を覚えたので、少しチップ来れたらコーヒーおすそ分けします。

2018年1月 5日

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。


新年あけましておめでとうございます。

とりいくぐるは1月4日から、カドは1月5日から営業再開。年末は、31日の昼頃お客さんを見送った後、館内の清掃。本来なら少し大掃除などしたいところだけど、一足先に正月気分に入っていたためいつものルーティンのみで済ませ、戸締まりをして後にした。
2017年はどうだったか、振り返る余韻もなく、慌ただしく最後の営業が終了した。2017年の終わりの数日間は、偶然にもリピーターさんがたくさん泊まりに来られ、何だか和やかな雰囲気だった。そしてそのリピーターさん達が媒介となって、知らないお客さん同士が仲良くなり、また他の見知らぬお客さんを輪に呼び込む。そんな賑やかな雰囲気だった。こういった夜はとても珍しい。何ヶ月に1回あるかどうか。

たまにはこんな夜も良いと思った。

時折、今夜は何人泊まってますか?と聞かれることがある。それは、たいていゲストハウスでの出会いに期待している方であることが多い。だがとりいくぐるでは、というか僕は、そんなに出会いを誘発させるようなことをしない。僕が人見知りだったり、少人数を好むこともあって、オープン当初からあまり交流を売りにするような営業をしていない。そういったゲストハウスがたくさんあることは知っている、それも一つの大事な魅力だと思う。だが、それを自分には出来なかった。時折、レビューに交流の不足を指摘されることがあるが、申し訳ない気持ちに反省や反論、たくさんの色んな感情でいっぱいになる。
ところで昨年、9月から別館も新しくオープンさせた。別館に泊まるお客さんはとりいくぐるにてチェックインをし、少し離れた別館までを案内される。その後はフリーチェックアウト。カドや、とりいくぐるの共有スペースで過ごしても構わないが、そういうお客さんはいない。純粋に別館で宿泊する方ばかりなので、スタッフとの交流は基本的に少ない。
これも良いのか悪いのか、正直分からない。別館の居心地、改善点などを聞きたいような気もするが、そんなフィードバックも今あまり出来ていない。

新年から悩みを吐露したって仕方ない。まあ、一つ一つ悩みながら試行錯誤していこう。
こんなこと書いておいて意外と前向きな、とりいくぐるでした。
それでは皆さん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。