2019年3月15日

3月15日 晴れ

3月15日 晴れ

ひと雨ごとに春が来ているような岡山です。

まあ暦を見れば3月なので、目に鼻に耳に春を感じつつ、また色々と転機を迎える時期でもあります。
先日ご案内したように、とりいくぐるが入居している複合施設NAWATEのテナントが一気に2つ決まり、各店準備の真っ最中。久しぶりに大工さんの作業の音が中庭に響き、また人の出入りがちょこちょこあるというのも、大変いい感じです。
さらに3月といえば青春18きっぷ、学生さんたちの春休みと、例年でいうとハイシーズンに当たるわけですが、今年は例のGWがあるせいなのか、少し鈍い客足。せっかくいい感じなのにそこだけ!売上だけが!伴わない!1、2月の閑散期が続いているような予約状況です。さほど忙しくないせいでのんびりできて良いんですが、少し暇ができると売上売上売上と、やっぱりそういうことが頭の大部分を占めてしまうもので。それじゃあ思い切って割り引きをしましょう、といった対策がなされるのかもしれませんが、そういうビジネス方向のアクションが果たして最適解なのか、苦悶しています。SNS等で宿泊業界隈だったり世の中の流れのあれやこれやを見るにつけ、胃もたれ食あたり飲み過ぎ倦怠感のような気持ち、おそらく焦りの一種だと思うんですけど、そういうものに苛まれてしまっています。

朝ごはんが始まった、カドの営業時間を絞った、朝市に定期出店することにした、予約サイトを改めたなどなど。

少し前、お店をされている方に、今後の方向性について相談されたのですが、AのプランとBのプランとではどちらが良いと思いますかという質問に、僕は「あなたがそこで働きたい、好きだ!となる方が良いんじゃないですか?」と答えました。この答えには自分でもびっくりして、本当にその通りだなと思いますし、この答えはそのまま今の僕にも言えることだとも思ったんです。
まあ自分でも悩みの解決法はきっと分かっていたんでしょう、お腹いっぱいご飯食べてたくさん寝て、朗らかに働く、自分の生きていたい世界を作っていくのみなんです。暗い気持ちなどは捨ててしまって。そのほうがヘルシーだもん。ビジネス的テコ入れももちろん大事。でもそれ以上にやりたいことやる。良いと思うことをやる。まあバランスなんでしょうね。

ということでバランスよくやっていきます。3月後半から4月前半、空いてます!ぜひぜひ遊びに来てくださいね。
以上、とりいくぐるでした。

2019年1月23日

今年の目標は、原点に戻り主体的になる、です

今年の目標は、原点に戻り主体的になる、です


年末から新年にかけて、2019年の目標なんですか、と聞かれます。まあよくある、あるあるな話です。

個人的な目標はもう何年も健康第一ということで決まってるんですが、とりいくぐるとしての目標は何にしようかなと考えていました。大儲けしたいですね!なんて、お客さんに答えて、小さな笑いを拾ってニコニコしていても良いんでしょうけど、ちょっとじっくり考えてみることにします。冬休みもあったことですし。
お客さんが増え、たくさん儲けが出る、ということがもちろん第一の目標。商売をしている以上、当たり前のことです。とはいえ正直に話せば、近年はしばらく横ばいが続いています。横ばいのところから増加に転じさせるには、もう少し工夫が必要なようなんです。
ところでちょっと話は逸れて、2019年とはどんな年なのかとカレンダーを見てみると、一大イベントである瀬戸内国際芸術祭の開催、長い長いゴールデンウィーク、そして10月には消費税の増税(それを見越した宿泊代金の見直し)と、ポジティブな要素とネガティブな要素がそれぞれあります。これだけを見て、売上を伸ばせるでしょ、とストレートに言う自信がありません。中でもやはり怖い消費税増税と値上げ。これでどれくらい客足が遠のくのか。例年11月の半ばから翌3月までは厳しい閑散期です。なので今年も少しだけセールをしたり、イベントを開催したり、いっそ休んでしまったりしているわけです。その始まりにあたる10月に増税とは!例年以上に閑散期が厳しくなる予感しかありません。
以前、お願いしている税理士さんとお話しているとき、売上を伸ばす要素を外部に頼っていてはだめだと助言を受けました。内部からアクションを起こすことが大事だと。それじゃあ何か手を打たねばと、昨年夏ごろからとりいくぐる、そしてカドの方ではいくつか手を打ち、小さいながらも手応えと反省を得ながらやっています。もちろん長期的な視野を持ってというか、むしろ即効性を期待しては駄目というか、効果はまだ出たり出なかったり。達成感だけで判断しては駄目だけど、トライアンドエラーを繰り返して前に進んでいる気になっています。

そもそもオープンしたばかりの頃、とりいくぐるは建前かもしれないけどもたくさんの立派なコンセプトがあり、それに基づいて進んで、オープン当時は2人体制だったのが、やがて1人になり、自分の手だけで「とりいくぐる」を持ったときにその重さに驚き、でも新たな仲間を迎え入れて、喜ぶ反面スタッフたちを食わさなきゃが最優先事項になり。そんな気持ちで仕事をしていたせいかもしれないけど、最初に比べると場所のまとう雰囲気や、そもそも出入りする人が変わって空気も変わって、価格も物の配置も客層も、業界での立ち位置も少しずつ変わって、僕自身も「中の人」化が進んで、場所と人格が同じになっていく感覚があって。客観的にアリかナシか?というのも掴みにくくなって。

そろそろ結論を急ぎます。つまり何が言いたいのかというと、とりいくぐるがオープンした頃はもっとわくわくして仕事していて、まあわくわく感は言い換えると不安なんだけど、今とはちょっとニュアンスが違う感情。この時の感覚を取り戻す、というのを今年の目標にしたいと思います。受け身から、もっと主体性を持って運営するというか。
もっと前のめりに、という気持ちは実は前からあったんですけど、それが明確になったのはきっかけがありまして。昨年末、ずっとお世話になっていた八百屋の松井さんがついに退去されることになり、商店街のシンボルでコミュニティスペース、そして僕らの良き理解者を失ってしまうということが起きました。寂しさと困惑とで、どうしようかと悩んでいた矢先、知り合いのゲストハウスやお店がどんどんと面白い企画を発表していて、それに大いに刺激を受け、ああ!そういうことか!と。アクション、なにかアクション。小さくてもわくわくするやつ。多分これを繰り返しながら前に進むんだなと。
時を腐らせず太く巻き灰に変えて、頂上からの景色を登山口に変えて。

いつもより熱くなってしまいました。長文失礼、とりいくぐるでした。

2019年1月 6日

あけましておめでとうございます(お知らせ3つ)

新年あけましておめでとうございます。とりいくぐるです。

久しぶりに年越し営業をしてみましたが、常連の方も来てくださり、静かでかつそれなりに活気のある年末年始でした。次もぜひ営業したいなーと思う年越しでした。


さて、お知らせをいくつか。
1つめ。
年越し営業してみたので、1月15日(火)から4日ほどお休みを頂戴いたします。少し遅らせて正月休みに充てます。営業再開は1月19日(土)から。宿泊を検討されていた方、申し訳ないです。ちょっとリフレッシュして帰ってきます。

2つめ。
1月末から2月中頃まで、初めてのセールを行います。予約サイトから、この時期にセールしてみてはどうですか?というの販促メールを受信したので、全力で乗っかってみようと思います。
具体的な期間は1月25日(金)から、2月17日(日)まで。割引後の価格は、以下の通りです。
各ドミトリー 3,000円 → 2800円
個室1名利用 4,500円 → 4,000円
個室2名利用 6,500円 → 5,600円
5%から15%オフというなんとも微妙な値下げ幅ですが、これでもう何組か予約受けてしまったので強行します。なんとなくオープン当初の価格をイメージしました。
ちょうどその期間、カドでは毎年恒例の、年賀状展も開催します!合わせて楽しんでいただけたらと思います。

さて3つめ。
これは我々のこととは、少し違うんですが、大事なお知らせ。
長らくとりいくぐるの横で営業されていた八百屋さん、「松井青物店」さんが12月31日をもって閉店されました。
おじいちゃんに聞くと55年も頑張っておられたそうで、いつも商店街の顔として、近所の方のサロンとして、営業されていました。80歳を超え、ことあるごとにしんどそうにされていた松井さん。本当にお疲れ様でした。1月いっぱいかけて、片付けなどでたまにお店へいらっしゃるそうなので、お見かけしたらぜひお疲れ様と声をかけてあげてください。
そして閉店後のテナントを、僕らにお願いされました。とてもシンボリックな場所なので、大切にしないと。とりいくぐるや奉還町を楽しく、面白くできるなにかを生み出せたら良いなあ。

といったあたりで、新年の挨拶とさせていただきます。とりいくぐるでした。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年11月30日

宿泊費値上げのお知らせ(2019年3月1日より)

こんにちは、とりいくぐるです。
今日は値段改定、値上げのお知らせです。

久しぶりの投稿がこんな内容で大変心苦しいのですが、値上げ時期は2019年3月1日からの宿泊費が対象です。
ニュースなどを見ていると、どうやら消費増税は予定通り実施されるようなので、それに伴いというのが主な理由です。あとは様々な経費の上昇、リネン費やらなんやら。また毎年10月に、最低賃金の改定が全国的に行われていて、とりいくぐるやカドでもその改定に即してスタッフの賃金を少しずつ上げていたりしています。まあ元の時給が安めなんだけど...。

改定内容に詳細は以下のとおりです。
ドミトリー 3,000円(税込) → 3,000円にプラス税、つまり3,240円
個室 1人 4,500円(税込) → 4,500円にプラス税、つまり4,860円
個室 2人 6,500円(税込) → 6,500円にプラス税、つまり7,020円
別館 土間の部屋 2人 9,000円(税込) → 9,000円にプラス税、つまり9,720円

などなど。つまり現在の価格に消費税が加算される、外税表記になります。なので来年10月に消費税増税の際には、プラス10パーセント、3,000円なら3,300円となります。なおその他のタオルや歯ブラシなどの有料サービス類は、据え置きで考えています。
来年3月以降に宿泊を考えている方は、ご注意ください。そして支払い時にはぜひ10円玉など小銭多めに持ってきておいてください。

以上、お知らせ終わり。ここからは長い言い訳のようなものです。
そもそも、ゲストハウスに泊まることにお金を払うということに対して、いくらが適正なのか。
価格とは、3つの要素により決まる。「仕入れ原価」、「競合他社の価格」、「需要」の3つ。これをそれぞれゲストハウス、とりいくぐるの事情に当てはめながら価格決定について考えてみる。
1つめ。ゲストハウスにおいては仕入れ原価というものは無い。あえて言えば予約サイトの手数料、シーツなどのリネン費が当たる。ただそれ以外の経費が馬鹿にならず、施設が大きいので、人件費と家賃と光熱費などはまあまあ高くつく。さらに前述の通り人件費は毎年少しずつ上がり、また光熱費も値上がりしてる。旅館業ならではの悩みかもしれない。

2つめは、これはある程度注意して動向を見ている。岡山市内での相場とか。駅前のビジネスホテルではいくらなのか、少し郊外ではいくらなのか。ホテルなのかゲストハウスなのか、それともキャビンタイプなのか。でも全国的に宿泊費は増加傾向にあり、岡山でも例外でない様子。このあたりは3つめの「需要」とも関係してくる話。

さて最後の「需要」。これについて僕は、ざっくり過去の実績を元に推測しながら考えている。というかそうする以外にやり方が分からない。加えてここ何年かの岡山とその周辺では、ゲストハウスと呼ばれていたり、似た形態の宿泊施設のものがいくつか開業した。通常のビジネスホテルなども続々と開業していて、インバウンド向けにどんどん投資されている状況にある。オープン当初と比べどんどん事情が変わってきている。夏場などの繁忙期や土日、大型のイベントのある日は、もう早くから満室となり予約が取れなくて難民が出るような状態なのに対し、閑散期、冬場や平日はそんなに大きくないパイを奪い合っているような印象。ただうちは、土日に値段を上げ平日下げるというようなことを現時点ではしていないので、これは関係無い。でもこの価格の可変制度も、こちらの予約処理などなどの作業の課題がクリアすれば、導入する可能性はある。でも満室だと少し居心地、快適度は下がるのではないかと思わなくてもなくて、チェックインやシャワーで待ってもらったり色々と不便を強いてる上に割高な宿泊費を取るとは...。少し心が痛む。

3240円で泊まれるのを高いか安いかは、結局個人の主観・印象で高い安いが決まる部分も否定できない。というかもう考えすぎて、よく分からない。しかし上に並べた御託、言い訳はほぼ自分たちの都合。3240円でも泊まりたい、泊まってみたが決して高くない、また泊まりたい。と思わせるものを提供しなければならない。そう思って昨日は座布団を買いました。個室用です。お尻が冷たくないように。
このように、ちょっとずつレベルアップを図って、3240円相応の宿にしていくんだと。つまりはそういうことです。

自分たちの売る商品の価格は、価値観の現れと言ってしまうのは少々大げさですけども、価格設定は僕の中でも大変大事なことのひとつなので、長々と言い訳めいたものを書き連ねました。
これからも、値上げ後も、今までと変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。とりいくぐるでした。

2018年9月27日

スタッフ募集しています ※2018年9月27日更新。

スタッフ募集しています ※2018年9月27日更新。

とりいくぐるでは、一緒に働いてくださるスタッフの募集をしています。


2018年9月27日現在募集しているのは、7月末からのフリーアコモデーション(ヘルパー)スタッフです。一緒に働いてくれる人を募集中です。


アコモデーションとは、英語で"Accommodation"と書き、宿泊施設という意味です。それがフリー、つまり宿泊代無料ということです。滞在費が無料になるその分、お仕事をしてくださいね、という仕組みです。
仕事内容は大きく分けて2つ。夜の宿直と朝のお掃除です。宿直は、基本的に休んでくだされば構いませんが、緊急時には初期対応をしてもらいます。お掃除は、ベッドやシャワー、トイレなど、隅々まで清掃してもらいます。とりいくぐるでは特に清掃を重要だと考えています。やり方は、みっちりお教えするのでご安心を。
つづいて日々の暮らし方について。午後だいたい自由時間。観光するも良し、近所を散歩するも良し。また休日もあります。泊りがけで近隣へ小旅行もあり。シフトは相談して決めていきます
岡山はコジーなカフェが多く、また電車で30分ほど行けば緑の多い場所へ行くことができます。みんなで食事をシェアしたり、時には出かけたりすることもあります。平坦な街なので、自転車での移動もそんなに苦ではありません(自転車は無料で貸し出しできますよ)。
また近隣にある「奉還町4丁目ラウンジ・カド」へ遊びに来る岡山の人たちと交流するチャンスもあります。
仕事を辞めました、学生だけど色んな人と出会いたい、ゲストハウスというもので勉強したい、とりあえず岡山近辺をガッツリ観光したい、てか岡山移住したい。様々なバックボーンの人たちを今まで受け入れてきました。
中には変な人もいたので、心配せずにひとまず応募してみてください。
あと、質問はいつでも受け付けてますので、お気軽に。たくさんのご応募お待ちしています。

# 待遇
フリーアコモデーション(滞在中の宿泊費および水道光熱費を宿側が負担する代わりに、宿のお仕事をお手伝いしていただきます。前述の通り。)

# 業務内容
夜の消灯および宿直、館内清掃、朝の接客

# 勤務時間
9時すぎごろから13時のうちで、実働3時間程度の清掃(宿直は22時から翌8時まで。消灯後は普段通り眠っていただいて構いませんが、何かあった際にの初期対応をお願いします)

# 勤務開始日
随時(開始時期は応相談)

# 応募資格
- 国籍・性別・年齢不問(ただし海外の方は、就労できるビザをお持ちの方に限ります。)
- 心身ともに健康な方
- 2週間以上の勤務が可能な方

# 選考について
お名前、年齢、性別、電話番号、簡単な自己紹介、志望動機、希望の勤務日程、本人の顔写真をメール にて info(at)toriikuguru.com までお送りください。応募順に随時選考、面接(現地にお越しいただくか、遠方の場合はSkypeやLINEなどでも可)を経て採用となります。募集に関するお問い合わせはメールにてお願いいたします。


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とりいくぐる Guesthouse & Lounge
〒700-0026 岡山県岡山市北区奉還町4丁目7-15
http://toriikuguru.com

2018年8月 8日

8月8日(土)

8月8日(土)

まずはご挨拶。
先月の6日に、無事5周年を迎えました。ご挨拶がずいぶん遅くなってしまいました。そのタイミングで周年イベントを企画させていただいていたのですが、あの豪雨によってイベントの大半が中止となってしまいました。餃子世界さんをお呼びした前夜祭の最中から雨脚が強まり、これはちょっとやばいのではということで中止と判断しました。今でもこんなにひどくなるとは、という感じで急な出来ごとだったように思います。幸い、とりいくぐる周辺は大きな被害はなく、営業に差し支えはありませんでした。
ともあれ大雨の中出店してくださった方々、お越しくださった皆様、ありがとうございました。またこの場をお借りして、西日本で発生してた記録的な豪雨により、亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

ここからは日々のこと。徒然なるままに。
うっかりしているともう8月。一年で一番の繁忙期。それでもやはりいつもとは違う夏、という感じがあって、このところのうだるような暑さのせいか蝉の鳴き声も少なく感じられ、野菜が高い。きゅうりが高い。
そして何より例年と違うことが一つ。お客さんの中に長靴や作業着姿の方、災害ボランティアの方が毎日数人ほどいらっしゃるということ。ボランティアさんが顔お合わせれば、意見交換が行われ、長袖持ってる?水分しっかりね、というような会話が聞こえてくる。おとといには男子高校生も来た。けん玉を教えてあげるとやべーやべー!と言っていた。少し話を聞いてみると彼は彼なりに受験に悩んだり進路について考えたりしていて、ボランティアもその考え抜いた末のことだった。本当に頭が下がる思い。夜は早く床につき翌日彼は朝早く出発して、ベッドに「ありがとう!」と書かれたメモを残していた。お礼を言いたいのはこっちの方なのに。
とりいくぐる周辺に被害は無かったと書いたが大雨による営業への影響は多少なりあって、7月前半にざーっと状況を知りたいという問い合わせやキャンセルが入り、そしてすぐにざーっと予約が入る。JRの不通区間や観光地の様子を何度も案内した。そして現在は、不通区間も徐々に改善され、予約状況も平年並みまで回復した。大変にありがたいことだ。元気な僕らは、元気に営業するだけだ。

僕らは毎日、そうめんを茹で、うどんを茹で、そばを茹で、中華めんを茹でる。それぞれをざるに上げ、流水で冷やす。付け合わせはその時々。きゅうりは高い。カレーを温めることもある。面倒な日は近くへ食べに行く。カドもある。カドは新しいメニューが増え、どんどん格好いいイベントがあって、すごい。自画自賛したい。僕はそんなにタッチしていないんだけど。
そして立秋。うっかりしているともう立秋。8月7日でもう立秋だってことを今日スタッフに教わった。立秋をウィキペディアで調べると、藤原敏行の歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」(古今和歌集)があった。本当だ、夜風がとても気持ちよくてびっくりした。
もうすぐお盆が来て、9月が来て、9月になったら12月の予約がスタートする。時間の流れが早くてくらくらする。僕のキャパはとうに超えていて、困る。5周年、まだまだ未熟な僕らですが、時々はっとするぐらい良い宿だなって思います。週に1回くらい。やっててよかったなって。これからもごひいきに、どうぞよろしくお願いいたします。とりいくぐるでした。

2018年4月 8日

とりいくぐる・アルバイトスタッフを募集いたします。

とりいくぐる・アルバイトスタッフを募集いたします。

※追記
2018年6月、新しいスタッフが決まりました!ありがとうございます。
なので現在とりいくぐるでは、スタッフを募集していません。

とりいくぐる・アルバイトスタッフを募集いたします。


詳しい募集要項は、文末にありますが、まずは挨拶というかこの文章を読んで下さい。

『ゲストハウス&ラウンジ・とりいくぐる』は、岡山駅の西口側、周辺は下町のような雰囲気の商店街の奥にあります。『NAWATE』という複合施設の中に入居していて、昔ながらの八百屋さんと少し古びた鳥居が目印です。自慢は静かな立地と、飾り気の無い中庭、やたらと充実したキッチン。
別館などを合わせ最大30人程が宿泊できます。国別では、台湾を筆頭にアジア系の方が多く、日本語が上手な人、日本の文化をよく知っているお客さんもたくさんいらっしゃいます。またこれは国内外問わずなのですが、お客さんの多くは、仲良しグループや友達を増やしたい人たちというよりは、気軽な一人旅の人が多い印象です。なのでとりいくぐるは、ワイワイ楽しむタイプの宿というよりは、もっと泊まることに特化したゲストハウスかもしれません。それでもちょっと話しかけてみると、思いもかけない理由で泊まっている人や、悩んでいる人がおり、色んな事情で岡山に来ていることに気付かされます。

現在スタッフは、オーナーとアルバイト合わせて3人。そしていつも1人か2人、フリーアコモデーションスタッフというヘルパーさんがいます。ヘルパーさんは台湾からの人がほとんどです。そしてこの度、1人産休に入るためスタッフ募集となりました。ちなみにオーナーである明石は、ADHDの傾向があり、それを認めながら働いています。忘れっぽくて落ち着きがない、疲れて余裕がなくなるとイライラしてしまう。そういうところから、やはり人員に余裕がないと宿をより良くするだとか、色んな人に向け宣伝するだとか、悪い部分を改善するだとかそういう仕事に手が回らなくなってしまって、このままではダメだと思い募集に踏み切りました。

また後述の3ヶ月以上勤務できる方、という一文について。やはり働いてくださる以上、短い時間だとなかなか仕事を覚えたり、感覚を掴んだりすることが難しいんだろうと思います。とはいえそれは人それぞれの人生、数ヶ月後のことをイメージしたりすることが難しいのもまた事実。ワーキングホリデーで海外から日本に来ている方にとっては、1年という限られた時間を岡山だけで過ごすのは少し勿体ないことだと思います。そういった理由から「短期でも構わないが3ヶ月以上」という設定になりました。どうぞご理解ください。
それでは、募集要項は以下の通りです。


とりいくぐる・アルバイトスタッフ募集要項

まずは選考方法です。
履歴書(書式自由)をメールにて info(at)toriikuguru.com までお送りください。
郵送の場合は、以下の住所宛まで。
〒700-0026 岡山市北区奉還町4丁目7-15 「とりいくぐる」

書類選考ののち、面接(現地にお越しいただくか、遠方の場合はSkypeなどで可)を経て採用。応募のあった順に随時選考し、採用決定し次第募集を終了いたします。その際はご了承ください。
また募集に関するお問い合わせはメールにて受け付けております。前述のメールアドレスまでお願いいたします。


【勤務場所】
ゲストハウス&ラウンジとりいくぐる

【募集定員】
若干名

【勤務内容】
チェックイン業務、日々の清掃、お客さんへの観光案内や談笑、予約処理

【就労時間】
朝勤務は8時から13時までの5時間、夕方勤務は15時半から22時半までの7時間(任意で休憩30分ほど)です。週1日から可能です。

【給与、待遇】
時給800円(昇給、正社員登用あり。住宅補助などについては応相談。)

【応募条件、求める人物像】
とりいくぐるは、宿泊される方とスタッフたちとの関係を変に演出したりせず、それぞれを思いながら成り立つ場所を目指しています。またカドは、飲食とイベントを通して、宿泊される方と近所の方、岡山、県外、国内外の人たちに開かれた大らかな場所でありたいと思っています。なのでこのような方に応募してもらいたいと思っています。
・国籍、年齢、性別は問いません。
・思いやりがあり、優しい方。
・自分で仕事を探し、作っていくことをいとわない方。
・接客が得意でなくても構いません。色んな価値観を認め、互いを尊重しながら働くことができる方。
・英語が話せる、もしくは積極的に勉強する意思がある方。
・海外の方でも構いません。ただしワーキングホリデービザなど、国内で就労できるビザをお持ちの方に限ります。
・短期でも構いませんが、それでも3ヶ月以上は働いていただきたいです。

【募集期間】
随時

みなさんからのご応募、お待ちしております。

2018年2月26日

2月26日、うす曇り

ブッキングドットコムでのレビューが、0.1ポイント下がった。8.4から8.3。

宿泊予約サイトに登録している理由は、幾つかあるのだが、お客さんからレビューが投稿されることが挙げられる。まあGoogleなどでもレビューはあるが、Googleは27件なのに対してブッキングドットコムは552件なのでその差は圧倒的。
と言いつつ僕はレビューや感想を書くということは基本的にあまりしなくて、特に悪い点を書くことは全くしない。点数をつける簡単なアンケートでも、適当に数字を入れて終わりということは多々ある。とても手間がかかる行為だからだ。なのに、500件以上もレビューが投稿されるというのはありがたいことだ。

ブッキングドットコムでは「スタッフ」「施設・設備」「清潔さ」「快適さ」「ロケーション」「コストパフォーマンス」の6つの項目で評価される。そしてこれら以外に任意の項目で投稿できるようで、うちでは「wi-fi」と「コーヒー」で投稿されている。詳しい点数はブッキングドットコムでのページを参照していただければ分かりやすいかと。

http://www.booking.com/Share-G6Ohsh

このゲストハウス業という仕事を始めたころ、ネガティブな意見に対して随分びくびくしていたが、いざ様々なレビューを目の当たりにしてこちらはむしろポジティブに捉えている自分がいてびっくりした。そして僕が代表になって以降、妙な責任感からか、ネガティブな意見を全て箇条書きにして印刷し、スタッフと話し合ったことがあった。それは僕含めスタッフの手応えや不足感と、お客さんとの間に認識のギャップがあるように思ったからで、このことはかなり良い方に作用したと思う。やはり得点が上がり、嬉しくありがたい意見を貰えるようになりたい。そしてそれ以上に、レビューと関係なく、良い施設にしたい。ゲストハウスだからゆるくてOKとか、簡素でOKとか、という言い訳は通用ない。単純にその言い訳はダサい。

ところで先日までお休みをいただいて、東京でお店をしている友人に会ってきた。初めごろはお互い近況を話す程度だったが、内容は徐々に深くなっていき、哲学と言ったらずいぶん大層だけど、同じ年頃で同じようにお店をやっている同士のような人たちと話し合えたことはとても有意義だった。考えを持って仕事をしている人は格好良いし、そういう人がやるお店に行きたい。僕もそう思われたいし、行きたいと思われる宿にしたい。

当初はレビューの各項目ごとに反論や反省を織り交ぜたようなことを書きたかったのだけど、ちょっとエモーショナルな会がついこの間催されたばかりなのでそこを無視できなかった。
今の気分は、本気と書いてマジと読ますような感じ。

2018年1月22日

1月22日、雨のち雪、そして曇り

1月22日、雨のち雪、そして曇り

それまでは(1月にしては)暖かかったような気がするのだけど、今日は朝から雨が降って、その雨は午後には雪になり、夜になると止んだ。気温はとても低く、風がないのが救いだった。ちょっとの間だから、と傘もささずにカドへ行こうとしたら、八百屋のおばあちゃんに「風邪引くで!」と怒られた。30過ぎて、怒られるのも良いものだ。

とりいくぐるの別館は、まだ暑いさなかの昨年9月にオープンしたこともあって、防寒という面では少し足りないところがあり、12月の中頃から少しずつ対策を施していて、ようやく終りが見えてきた。その中の一つに湯たんぽがあるのだけど、こいつは本当に凄い。あらかじめ布団に入れておくと、寝る頃には布団がすっかり温まっている。作業中、傍らに置いておくのも良い、手放せない。
エアコン、足元のストーブ、湯たんぽ、そしてカーテンなどなど、古いアパートの別館も人間らしく生活が出来るようになってきた。喜ばしい。
喜ばしいとか言いつつこれを書いている僕は、この頃は経理の追い込み作業真っ只中で、ずーっとレシートと通帳とPCの画面を眺め、役所へいそいそと出かける日々なので、防寒対策の類いはスタッフに任せてしまっていて申し訳ない気持ちもある。でもこういうのは役割分担と割り切って、さっさと目の前の経理ソフトを終わらせることが先決で大切。僕の仕事はこっち。

さて別館が出来てからというもの、別館に対してとりいくぐるの方を何と呼称するかという小さな悩みがある。辞書的な意味だと、「本館」が対になる言葉だと思うのだが。電話で空室の問い合わせがあった際には、「えー本館と言いますか、本体の方ですね、そちらですとまだ余裕がありまして...」と歯にものが挟まったような言い方になり、しどろもどろしてしまう。こちら側がこんな混乱していては、お客さんにも分かりにくいよなあと思う。まあしばらくは本館が有力だけど、整理整頓して分かりやすくなるためにも、もっとしっくりくる言葉が見つかればいいなと思う。

そんなこんなで、本館と別館ともどもまだまだ寒いわけなんですが、死ぬほどや眠れないほどでもなく、普通に過ごす分には問題ありませんので宿泊お待ちしておりますというお話です。
ちなみに画像はマキネッタ、これでコーヒーを入れるやり方を覚えたので、少しチップ来れたらコーヒーおすそ分けします。

2018年1月 5日

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。


新年あけましておめでとうございます。

とりいくぐるは1月4日から、カドは1月5日から営業再開。年末は、31日の昼頃お客さんを見送った後、館内の清掃。本来なら少し大掃除などしたいところだけど、一足先に正月気分に入っていたためいつものルーティンのみで済ませ、戸締まりをして後にした。
2017年はどうだったか、振り返る余韻もなく、慌ただしく最後の営業が終了した。2017年の終わりの数日間は、偶然にもリピーターさんがたくさん泊まりに来られ、何だか和やかな雰囲気だった。そしてそのリピーターさん達が媒介となって、知らないお客さん同士が仲良くなり、また他の見知らぬお客さんを輪に呼び込む。そんな賑やかな雰囲気だった。こういった夜はとても珍しい。何ヶ月に1回あるかどうか。

たまにはこんな夜も良いと思った。

時折、今夜は何人泊まってますか?と聞かれることがある。それは、たいていゲストハウスでの出会いに期待している方であることが多い。だがとりいくぐるでは、というか僕は、そんなに出会いを誘発させるようなことをしない。僕が人見知りだったり、少人数を好むこともあって、オープン当初からあまり交流を売りにするような営業をしていない。そういったゲストハウスがたくさんあることは知っている、それも一つの大事な魅力だと思う。だが、それを自分には出来なかった。時折、レビューに交流の不足を指摘されることがあるが、申し訳ない気持ちに反省や反論、たくさんの色んな感情でいっぱいになる。
ところで昨年、9月から別館も新しくオープンさせた。別館に泊まるお客さんはとりいくぐるにてチェックインをし、少し離れた別館までを案内される。その後はフリーチェックアウト。カドや、とりいくぐるの共有スペースで過ごしても構わないが、そういうお客さんはいない。純粋に別館で宿泊する方ばかりなので、スタッフとの交流は基本的に少ない。
これも良いのか悪いのか、正直分からない。別館の居心地、改善点などを聞きたいような気もするが、そんなフィードバックも今あまり出来ていない。

新年から悩みを吐露したって仕方ない。まあ、一つ一つ悩みながら試行錯誤していこう。
こんなこと書いておいて意外と前向きな、とりいくぐるでした。
それでは皆さん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。