2019年5月16日

5月16日 うすぐもり


5月も半ばを過ぎました。昼間は暖かいを通り越して暑いくらい。窓を開けておくとちょうど良いくらいで、でも虫が入るので仕方なく閉め、そしたらやはり暑く「え、もう冷房?」という感じで、何かに負けた気がしてしまいます。夜は本当に過ごしやすく、散歩したい程度に心地良いです。
とりいくぐるのある奉還町から少し北に、国道180号線と並行して用水路があるんですが、ここが街中の割にかなり澄んでいて、ホタルの目撃情報がいくつか寄せられています。今年こそは僕も見たい。そういえばイタチとか、タヌキとか、そういった野生生物も見たことがあります。ちょっと歩けば雑木林もありますしね、いてもおかしくない。

さて、今回はそんな話でなく、クレジットカードの話です。
現在対応しているのはVisa、MasterCard、AmericanExpressの3種。JCBはすみません、利用出来ません。
本格導入は今年からで、およそ売上の30パーセントを占めています。それ以前は、手数料が痛いと考えていました。予約サイトからの宿泊だと予約サイトに数パーセント、そしてカードで数パーセント取られると、そもそも単価の低い宿泊費からするととても痛い!というのが本音でした。
しかしカードが使えないということで、敬遠されている方がいるかも、不便と感じている方がいるかもということで、導入を決めました。逆の立場だと、やっぱりカード使いたいですしね。手数料なんてこちら側の都合だし、とりあえずお客さんの便利さ、ニーズを優先させた格好です。
そうこうしていたらQRコード決済の営業の方が来ました。CMもすごいです。このあたりはひとまず先送りしていますが、今後お客さんから問い合わせがあればちょっと検討しますけど、普及率ってどんなもんなんでしょう。あと何より僕が使ってないんで、その利便性がいまいち分からないんですよね。ちなみに姉妹店のカドはカード使えません。あと高齢化が進むとりいくぐる近辺のお店は、もちろんそのほとんどがカード不可です。下手したらレジも無く、そろばんが出てきます。

今は30パーセントですが、今後もっと増えるかなと予想しています。
こういった不便なことをひとつずつ潰して足場を固めつつ、何だかすげえ良いっすね、ここ!とか言われるようにがんばります。今日はカードの話でした。では。

2019年5月10日

椅子があれば人は座る

椅子があれば人は座る


カラっと晴れた岡山からこんばんは。とりいくぐるです。

GWのビアガーデンのあと、机と椅子を中庭に出して、てかこれ常時これで良くない?ということで置いたままんにしていて。そんな経緯で中庭に椅子を置いていると、時折宿泊客、奥のお店の子らや、道行くおじいさんだとかがヨッコイショってな感じでひと休みして行くことがあるんですけど。思い返せば、商店街の果物屋さんも、魚屋さんも、ついこの間閉店された八百屋さんも、いずれもお客さん用の椅子が必ずあり、世間話や井戸端会議をしているのが日常の光景だったんですよね。椅子って、大事なインフラとまでは思わないですけど、それがあると気が利いているというか親切というか。そしてそれをきっかけにして、会話が生まれたりして。

かつて、ゲストハウス業界に対する僕の個人的な印象には、ある期待感がありました。たとえ辺鄙(へんぴ)な場所に位置するゲストハウスでもやり方次第でお客さんを呼ぶことができる。ゲストハウスは、過疎が進む地方を復活させる起爆剤になるのでは。そもそもとりいくぐる開業も、駅から少々歩き繁華街から外れた場所だったとしても、ゲストハウスなら勝機があると予想していたからでした。そして時は流れ、空前のインバウンド&民泊の風が吹いて、宿泊施設そのものが不足気味になり、どこもかしこもホテルの工事が始まりました。そこで現代に戻ってくる訳なんですけども、この後は一体どうなるんでしょう。他人事のような口ぶりですが、内心はそんな落ち着いていられない気持ちです。
きっと、素敵な宿泊場所があれば、少々大変でも人は来るんじゃないかと思っています。少なくとも僕は行きたい、行けてないのは時間が無いからですと言い訳させてください。
そこに椅子があれば座るんですが、その椅子がもし気が利いていて格好いいものならなおのこと。要は気の利かせ方、格好良さ。なのかもしれません。

なんだか書きたいと思っていたこととは随分と逸れてしまいました。しかしそもそも何を書きたいかさえよく思い出せません。これだ、と思ったら次の瞬間には別のところへ行ってしまってるんですよね。書きたいこと。
取り留めが無くなってしまったのでこのあたりで。以上、とりいくぐるでした。

2019年5月 5日

スタッフ募集しています ※2019年5月5日更新。

スタッフ募集しています ※2019年5月5日更新。

とりいくぐるでは、一緒に働いてくださるスタッフの募集をしています。


2019年5月6日現在募集しているのは、フリーアコモデーション(ヘルパー)スタッフです。一緒に働いてくれる人を募集中です。


アコモデーションとは、英語で"Accommodation"と書き、宿泊施設という意味です。それがフリー、つまり宿泊代無料ということです。滞在費が無料になるその分、お仕事をしてくださいね、という仕組みです。
仕事内容は大きく分けて2つ。夜の宿直と朝のお掃除です。宿直は、基本的に休んでくだされば構いませんが、緊急時には初期対応をしてもらいます。お掃除は、ベッドやシャワー、トイレなど、隅々まで清掃してもらいます。とりいくぐるでは特に清掃を重要だと考えています。やり方は、みっちりお教えするのでご安心を。
つづいて日々の暮らし方について。午後だいたい自由時間。観光するも良し、近所を散歩するも良し。また休日もあります。泊りがけで近隣へ小旅行もあり。シフトは相談して決めていきます
岡山は素敵なカフェが多く、また電車で30分ほど行けば緑の多い場所へ行くことができます。みんなで食事をシェアしたり、時には出かけたりすることもあります。平坦な街なので、自転車での移動もそんなに苦ではありません(自転車は無料で貸し出しできますよ)。
また近隣にある「奉還町4丁目ラウンジ・カド」へ遊びに来る岡山の人たちと交流するチャンスもあります。
とりいくぐるのある複合施設NAWATEは他にも店舗が入居していて、毎日色んな人が出入りしています。昔ながらの下町なエリアですが、新しいお店や流れが出来つつある、面白い場所にあると思っています。

仕事を辞めました、学生だけど色んな人と出会いたい、ゲストハウスというもので勉強したい、とりあえず岡山近辺をガッツリ観光したい、てか岡山移住したい。様々なバックボーンの人たちを今まで受け入れてきました。
中には変な人もいたので、心配せずにひとまず応募してみてください。
あと、質問はいつでも受け付けてますので、お気軽に。たくさんのご応募お待ちしています。

# 待遇
フリーアコモデーション(滞在中の宿泊費および水道光熱費を宿側が負担する代わりに、宿のお仕事をお手伝いしていただきます。前述の通り。)

# 業務内容
夜の消灯および宿直、館内清掃、朝の接客

# 勤務時間
9時すぎごろから13時のうちで、実働3時間程度の清掃(宿直は22時から翌8時まで。消灯後は普段通り眠っていただいて構いませんが、何かあった際にの初期対応をお願いします)

# 勤務開始日
随時(開始時期は応相談)

# 応募資格
- 国籍・性別・年齢不問(ただし海外の方は、就労できるビザをお持ちの方に限ります。)
- 心身ともに健康な方
- 2週間以上の勤務が可能な方

# 選考について
お名前、年齢、性別、電話番号、簡単な自己紹介、志望動機、希望の勤務日程、本人の顔写真をメール にて info(at)toriikuguru.com までお送りください。応募順に随時選考、面接(現地にお越しいただくか、遠方の場合はSkypeやLINEなどでも可)を経て採用となります。募集に関するお問い合わせはメールにてお願いいたします。


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とりいくぐる Guesthouse & Lounge
〒700-0026 岡山県岡山市北区奉還町4丁目7-15
http://toriikuguru.com

2019年3月28日

とりいくぐるの別館について(リプライズ)

とりいくぐるの別館について(リプライズ)
とりいくぐるの別館について(リプライズ)
とりいくぐるの別館について(リプライズ)

突然ですが、「とりいくぐる別館」について書きます。
思えば、とりいくぐるオープンに際して宣誓文のようなものを書いたんですが、改めて説明などを書いておこうかなと思いました。別館の使い方、用途、どちらも同じ意味ですが、その一助となればと思って書いてみます。

別館にはお部屋が2つあります。どちらも個室。区切られた部屋です。他のお客さんと共有するものはなく、出入り口も別々。もともと古く良い感じのアパートの一部を改装し、1階部分の土間打ちの部屋を「土間の部屋」とし、2階の日当たりの良い部屋を「明るい部屋」としました。それぞれ定員は4名と3名です。
エアコンはもちろん、個別にシャワーとトイレが付いていて、ちょっとした流しには湯沸かしポットや冷蔵庫、食器類が完備。簡単なつくりなので、しっかり自炊するのは難しいかもしれません。また当初は、布団を床に敷くタイプでしたが、ベッドを自作したのでさほど寒さ暑さは幾分軽減されたかなと思います。場所は、とりいくぐるから徒歩1分ほど。近隣は住宅街で、静か。
ドミトリー中心で、シャワーやトイレなどシェアしてもらうことの多いとりいくぐるとは違って、長期滞在や家族連れにも気兼ねすることなく滞在できるかなって思っています。

想定ではこんな感じでしたが、今のところ普通に1泊だったり2人組だったり、様々なお客さんがバンバン泊まってくれています。
別館オープンまでの経緯は、古いながらも雰囲気の良いアパートが空いているという情報を頂いたところに端を発してます。それなりに長くやっていると、どこが空き家になった、どこどこのお店が商売やめたなど、そんな情報が耳に入ってきます。別館は、2つ対になったアパートの1棟、それも道路側の一角を改装して作られています。印象的な青緑色に塗装された木製の扉。2対のアパートの真ん中を見ると、不思議な趣があります。
どちらの棟も空室ばかり、そして住まわれている方は高齢者です。このまま空室が進めば、2棟とも取り壊され、現代的な造りのアパートでも建つでしょう。いやアパートならまだいいかもしれません、ただの月極駐車場になってしまったら?つい最近も綺麗な茶色のタイル貼りの民家が取り壊され、それもたった3日で、更地になってしまいました。あっさりしたものです。
古い建物を残そう、というのは少し出過ぎていた感覚かもしれません。耐震や防災のために必要なときもあるでしょう。そのあたりバランスを上手く取りつつ、簡単に壊して建てるではなく、一度立ち止まる習慣が街に生まれるといいなとか思いながら。とりいくぐると、別館を僕らの挑戦と実験の場として頑張っていきます。
今日は長くなってしまったのでこのあたりで、以上とりいくぐるでした。

2019年3月15日

3月15日 晴れ

3月15日 晴れ

ひと雨ごとに春が来ているような岡山です。

まあ暦を見れば3月なので、目に鼻に耳に春を感じつつ、また色々と転機を迎える時期でもあります。
先日ご案内したように、とりいくぐるが入居している複合施設NAWATEのテナントが一気に2つ決まり、各店準備の真っ最中。久しぶりに大工さんの作業の音が中庭に響き、また人の出入りがちょこちょこあるというのも、大変いい感じです。
さらに3月といえば青春18きっぷ、学生さんたちの春休みと、例年でいうとハイシーズンに当たるわけですが、今年は例のGWがあるせいなのか、少し鈍い客足。せっかくいい感じなのにそこだけ!売上だけが!伴わない!1、2月の閑散期が続いているような予約状況です。さほど忙しくないせいでのんびりできて良いんですが、少し暇ができると売上売上売上と、やっぱりそういうことが頭の大部分を占めてしまうもので。それじゃあ思い切って割り引きをしましょう、といった対策がなされるのかもしれませんが、そういうビジネス方向のアクションが果たして最適解なのか、苦悶しています。SNS等で宿泊業界隈だったり世の中の流れのあれやこれやを見るにつけ、胃もたれ食あたり飲み過ぎ倦怠感のような気持ち、おそらく焦りの一種だと思うんですけど、そういうものに苛まれてしまっています。

朝ごはんが始まった、カドの営業時間を絞った、朝市に定期出店することにした、予約サイトを改めたなどなど。

少し前、お店をされている方に、今後の方向性について相談されたのですが、AのプランとBのプランとではどちらが良いと思いますかという質問に、僕は「あなたがそこで働きたい、好きだ!となる方が良いんじゃないですか?」と答えました。この答えには自分でもびっくりして、本当にその通りだなと思いますし、この答えはそのまま今の僕にも言えることだとも思ったんです。
まあ自分でも悩みの解決法はきっと分かっていたんでしょう、お腹いっぱいご飯食べてたくさん寝て、朗らかに働く、自分の生きていたい世界を作っていくのみなんです。暗い気持ちなどは捨ててしまって。そのほうがヘルシーだもん。ビジネス的テコ入れももちろん大事。でもそれ以上にやりたいことやる。良いと思うことをやる。まあバランスなんでしょうね。

ということでバランスよくやっていきます。3月後半から4月前半、空いてます!ぜひぜひ遊びに来てくださいね。
以上、とりいくぐるでした。

2019年1月23日

今年の目標は、原点に戻り主体的になる、です

今年の目標は、原点に戻り主体的になる、です


年末から新年にかけて、2019年の目標なんですか、と聞かれます。まあよくある、あるあるな話です。

個人的な目標はもう何年も健康第一ということで決まってるんですが、とりいくぐるとしての目標は何にしようかなと考えていました。大儲けしたいですね!なんて、お客さんに答えて、小さな笑いを拾ってニコニコしていても良いんでしょうけど、ちょっとじっくり考えてみることにします。冬休みもあったことですし。
お客さんが増え、たくさん儲けが出る、ということがもちろん第一の目標。商売をしている以上、当たり前のことです。とはいえ正直に話せば、近年はしばらく横ばいが続いています。横ばいのところから増加に転じさせるには、もう少し工夫が必要なようなんです。
ところでちょっと話は逸れて、2019年とはどんな年なのかとカレンダーを見てみると、一大イベントである瀬戸内国際芸術祭の開催、長い長いゴールデンウィーク、そして10月には消費税の増税(それを見越した宿泊代金の見直し)と、ポジティブな要素とネガティブな要素がそれぞれあります。これだけを見て、売上を伸ばせるでしょ、とストレートに言う自信がありません。中でもやはり怖い消費税増税と値上げ。これでどれくらい客足が遠のくのか。例年11月の半ばから翌3月までは厳しい閑散期です。なので今年も少しだけセールをしたり、イベントを開催したり、いっそ休んでしまったりしているわけです。その始まりにあたる10月に増税とは!例年以上に閑散期が厳しくなる予感しかありません。
以前、お願いしている税理士さんとお話しているとき、売上を伸ばす要素を外部に頼っていてはだめだと助言を受けました。内部からアクションを起こすことが大事だと。それじゃあ何か手を打たねばと、昨年夏ごろからとりいくぐる、そしてカドの方ではいくつか手を打ち、小さいながらも手応えと反省を得ながらやっています。もちろん長期的な視野を持ってというか、むしろ即効性を期待しては駄目というか、効果はまだ出たり出なかったり。達成感だけで判断しては駄目だけど、トライアンドエラーを繰り返して前に進んでいる気になっています。

そもそもオープンしたばかりの頃、とりいくぐるは建前かもしれないけどもたくさんの立派なコンセプトがあり、それに基づいて進んで、オープン当時は2人体制だったのが、やがて1人になり、自分の手だけで「とりいくぐる」を持ったときにその重さに驚き、でも新たな仲間を迎え入れて、喜ぶ反面スタッフたちを食わさなきゃが最優先事項になり。そんな気持ちで仕事をしていたせいかもしれないけど、最初に比べると場所のまとう雰囲気や、そもそも出入りする人が変わって空気も変わって、価格も物の配置も客層も、業界での立ち位置も少しずつ変わって、僕自身も「中の人」化が進んで、場所と人格が同じになっていく感覚があって。客観的にアリかナシか?というのも掴みにくくなって。

そろそろ結論を急ぎます。つまり何が言いたいのかというと、とりいくぐるがオープンした頃はもっとわくわくして仕事していて、まあわくわく感は言い換えると不安なんだけど、今とはちょっとニュアンスが違う感情。この時の感覚を取り戻す、というのを今年の目標にしたいと思います。受け身から、もっと主体性を持って運営するというか。
もっと前のめりに、という気持ちは実は前からあったんですけど、それが明確になったのはきっかけがありまして。昨年末、ずっとお世話になっていた八百屋の松井さんがついに退去されることになり、商店街のシンボルでコミュニティスペース、そして僕らの良き理解者を失ってしまうということが起きました。寂しさと困惑とで、どうしようかと悩んでいた矢先、知り合いのゲストハウスやお店がどんどんと面白い企画を発表していて、それに大いに刺激を受け、ああ!そういうことか!と。アクション、なにかアクション。小さくてもわくわくするやつ。多分これを繰り返しながら前に進むんだなと。
時を腐らせず太く巻き灰に変えて、頂上からの景色を登山口に変えて。

いつもより熱くなってしまいました。長文失礼、とりいくぐるでした。

2019年1月 6日

あけましておめでとうございます(お知らせ3つ)

新年あけましておめでとうございます。とりいくぐるです。

久しぶりに年越し営業をしてみましたが、常連の方も来てくださり、静かでかつそれなりに活気のある年末年始でした。次もぜひ営業したいなーと思う年越しでした。


さて、お知らせをいくつか。
1つめ。
年越し営業してみたので、1月15日(火)から4日ほどお休みを頂戴いたします。少し遅らせて正月休みに充てます。営業再開は1月19日(土)から。宿泊を検討されていた方、申し訳ないです。ちょっとリフレッシュして帰ってきます。

2つめ。
1月末から2月中頃まで、初めてのセールを行います。予約サイトから、この時期にセールしてみてはどうですか?というの販促メールを受信したので、全力で乗っかってみようと思います。
具体的な期間は1月25日(金)から、2月17日(日)まで。割引後の価格は、以下の通りです。
各ドミトリー 3,000円 → 2800円
個室1名利用 4,500円 → 4,000円
個室2名利用 6,500円 → 5,600円
5%から15%オフというなんとも微妙な値下げ幅ですが、これでもう何組か予約受けてしまったので強行します。なんとなくオープン当初の価格をイメージしました。
ちょうどその期間、カドでは毎年恒例の、年賀状展も開催します!合わせて楽しんでいただけたらと思います。

さて3つめ。
これは我々のこととは、少し違うんですが、大事なお知らせ。
長らくとりいくぐるの横で営業されていた八百屋さん、「松井青物店」さんが12月31日をもって閉店されました。
おじいちゃんに聞くと55年も頑張っておられたそうで、いつも商店街の顔として、近所の方のサロンとして、営業されていました。80歳を超え、ことあるごとにしんどそうにされていた松井さん。本当にお疲れ様でした。1月いっぱいかけて、片付けなどでたまにお店へいらっしゃるそうなので、お見かけしたらぜひお疲れ様と声をかけてあげてください。
そして閉店後のテナントを、僕らにお願いされました。とてもシンボリックな場所なので、大切にしないと。とりいくぐるや奉還町を楽しく、面白くできるなにかを生み出せたら良いなあ。

といったあたりで、新年の挨拶とさせていただきます。とりいくぐるでした。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年11月30日

宿泊費値上げのお知らせ(2019年3月1日より)

こんにちは、とりいくぐるです。
今日は値段改定、値上げのお知らせです。

久しぶりの投稿がこんな内容で大変心苦しいのですが、値上げ時期は2019年3月1日からの宿泊費が対象です。
ニュースなどを見ていると、どうやら消費増税は予定通り実施されるようなので、それに伴いというのが主な理由です。あとは様々な経費の上昇、リネン費やらなんやら。また毎年10月に、最低賃金の改定が全国的に行われていて、とりいくぐるやカドでもその改定に即してスタッフの賃金を少しずつ上げていたりしています。まあ元の時給が安めなんだけど...。

改定内容に詳細は以下のとおりです。
ドミトリー 3,000円(税込) → 3,000円にプラス税、つまり3,240円
個室 1人 4,500円(税込) → 4,500円にプラス税、つまり4,860円
個室 2人 6,500円(税込) → 6,500円にプラス税、つまり7,020円
別館 土間の部屋 2人 9,000円(税込) → 9,000円にプラス税、つまり9,720円

などなど。つまり現在の価格に消費税が加算される、外税表記になります。なので来年10月に消費税増税の際には、プラス10パーセント、3,000円なら3,300円となります。なおその他のタオルや歯ブラシなどの有料サービス類は、据え置きで考えています。
来年3月以降に宿泊を考えている方は、ご注意ください。そして支払い時にはぜひ10円玉など小銭多めに持ってきておいてください。

以上、お知らせ終わり。ここからは長い言い訳のようなものです。
そもそも、ゲストハウスに泊まることにお金を払うということに対して、いくらが適正なのか。
価格とは、3つの要素により決まる。「仕入れ原価」、「競合他社の価格」、「需要」の3つ。これをそれぞれゲストハウス、とりいくぐるの事情に当てはめながら価格決定について考えてみる。
1つめ。ゲストハウスにおいては仕入れ原価というものは無い。あえて言えば予約サイトの手数料、シーツなどのリネン費が当たる。ただそれ以外の経費が馬鹿にならず、施設が大きいので、人件費と家賃と光熱費などはまあまあ高くつく。さらに前述の通り人件費は毎年少しずつ上がり、また光熱費も値上がりしてる。旅館業ならではの悩みかもしれない。

2つめは、これはある程度注意して動向を見ている。岡山市内での相場とか。駅前のビジネスホテルではいくらなのか、少し郊外ではいくらなのか。ホテルなのかゲストハウスなのか、それともキャビンタイプなのか。でも全国的に宿泊費は増加傾向にあり、岡山でも例外でない様子。このあたりは3つめの「需要」とも関係してくる話。

さて最後の「需要」。これについて僕は、ざっくり過去の実績を元に推測しながら考えている。というかそうする以外にやり方が分からない。加えてここ何年かの岡山とその周辺では、ゲストハウスと呼ばれていたり、似た形態の宿泊施設のものがいくつか開業した。通常のビジネスホテルなども続々と開業していて、インバウンド向けにどんどん投資されている状況にある。オープン当初と比べどんどん事情が変わってきている。夏場などの繁忙期や土日、大型のイベントのある日は、もう早くから満室となり予約が取れなくて難民が出るような状態なのに対し、閑散期、冬場や平日はそんなに大きくないパイを奪い合っているような印象。ただうちは、土日に値段を上げ平日下げるというようなことを現時点ではしていないので、これは関係無い。でもこの価格の可変制度も、こちらの予約処理などなどの作業の課題がクリアすれば、導入する可能性はある。でも満室だと少し居心地、快適度は下がるのではないかと思わなくてもなくて、チェックインやシャワーで待ってもらったり色々と不便を強いてる上に割高な宿泊費を取るとは...。少し心が痛む。

3240円で泊まれるのを高いか安いかは、結局個人の主観・印象で高い安いが決まる部分も否定できない。というかもう考えすぎて、よく分からない。しかし上に並べた御託、言い訳はほぼ自分たちの都合。3240円でも泊まりたい、泊まってみたが決して高くない、また泊まりたい。と思わせるものを提供しなければならない。そう思って昨日は座布団を買いました。個室用です。お尻が冷たくないように。
このように、ちょっとずつレベルアップを図って、3240円相応の宿にしていくんだと。つまりはそういうことです。

自分たちの売る商品の価格は、価値観の現れと言ってしまうのは少々大げさですけども、価格設定は僕の中でも大変大事なことのひとつなので、長々と言い訳めいたものを書き連ねました。
これからも、値上げ後も、今までと変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。とりいくぐるでした。

2018年8月 8日

8月8日(土)

8月8日(土)

まずはご挨拶。
先月の6日に、無事5周年を迎えました。ご挨拶がずいぶん遅くなってしまいました。そのタイミングで周年イベントを企画させていただいていたのですが、あの豪雨によってイベントの大半が中止となってしまいました。餃子世界さんをお呼びした前夜祭の最中から雨脚が強まり、これはちょっとやばいのではということで中止と判断しました。今でもこんなにひどくなるとは、という感じで急な出来ごとだったように思います。幸い、とりいくぐる周辺は大きな被害はなく、営業に差し支えはありませんでした。
ともあれ大雨の中出店してくださった方々、お越しくださった皆様、ありがとうございました。またこの場をお借りして、西日本で発生してた記録的な豪雨により、亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

ここからは日々のこと。徒然なるままに。
うっかりしているともう8月。一年で一番の繁忙期。それでもやはりいつもとは違う夏、という感じがあって、このところのうだるような暑さのせいか蝉の鳴き声も少なく感じられ、野菜が高い。きゅうりが高い。
そして何より例年と違うことが一つ。お客さんの中に長靴や作業着姿の方、災害ボランティアの方が毎日数人ほどいらっしゃるということ。ボランティアさんが顔お合わせれば、意見交換が行われ、長袖持ってる?水分しっかりね、というような会話が聞こえてくる。おとといには男子高校生も来た。けん玉を教えてあげるとやべーやべー!と言っていた。少し話を聞いてみると彼は彼なりに受験に悩んだり進路について考えたりしていて、ボランティアもその考え抜いた末のことだった。本当に頭が下がる思い。夜は早く床につき翌日彼は朝早く出発して、ベッドに「ありがとう!」と書かれたメモを残していた。お礼を言いたいのはこっちの方なのに。
とりいくぐる周辺に被害は無かったと書いたが大雨による営業への影響は多少なりあって、7月前半にざーっと状況を知りたいという問い合わせやキャンセルが入り、そしてすぐにざーっと予約が入る。JRの不通区間や観光地の様子を何度も案内した。そして現在は、不通区間も徐々に改善され、予約状況も平年並みまで回復した。大変にありがたいことだ。元気な僕らは、元気に営業するだけだ。

僕らは毎日、そうめんを茹で、うどんを茹で、そばを茹で、中華めんを茹でる。それぞれをざるに上げ、流水で冷やす。付け合わせはその時々。きゅうりは高い。カレーを温めることもある。面倒な日は近くへ食べに行く。カドもある。カドは新しいメニューが増え、どんどん格好いいイベントがあって、すごい。自画自賛したい。僕はそんなにタッチしていないんだけど。
そして立秋。うっかりしているともう立秋。8月7日でもう立秋だってことを今日スタッフに教わった。立秋をウィキペディアで調べると、藤原敏行の歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」(古今和歌集)があった。本当だ、夜風がとても気持ちよくてびっくりした。
もうすぐお盆が来て、9月が来て、9月になったら12月の予約がスタートする。時間の流れが早くてくらくらする。僕のキャパはとうに超えていて、困る。5周年、まだまだ未熟な僕らですが、時々はっとするぐらい良い宿だなって思います。週に1回くらい。やっててよかったなって。これからもごひいきに、どうぞよろしくお願いいたします。とりいくぐるでした。

2018年4月 8日

とりいくぐる・アルバイトスタッフを募集いたします。

とりいくぐる・アルバイトスタッフを募集いたします。

※追記
2018年6月、新しいスタッフが決まりました!ありがとうございます。
なので現在とりいくぐるでは、スタッフを募集していません。

とりいくぐる・アルバイトスタッフを募集いたします。


詳しい募集要項は、文末にありますが、まずは挨拶というかこの文章を読んで下さい。

『ゲストハウス&ラウンジ・とりいくぐる』は、岡山駅の西口側、周辺は下町のような雰囲気の商店街の奥にあります。『NAWATE』という複合施設の中に入居していて、昔ながらの八百屋さんと少し古びた鳥居が目印です。自慢は静かな立地と、飾り気の無い中庭、やたらと充実したキッチン。
別館などを合わせ最大30人程が宿泊できます。国別では、台湾を筆頭にアジア系の方が多く、日本語が上手な人、日本の文化をよく知っているお客さんもたくさんいらっしゃいます。またこれは国内外問わずなのですが、お客さんの多くは、仲良しグループや友達を増やしたい人たちというよりは、気軽な一人旅の人が多い印象です。なのでとりいくぐるは、ワイワイ楽しむタイプの宿というよりは、もっと泊まることに特化したゲストハウスかもしれません。それでもちょっと話しかけてみると、思いもかけない理由で泊まっている人や、悩んでいる人がおり、色んな事情で岡山に来ていることに気付かされます。

現在スタッフは、オーナーとアルバイト合わせて3人。そしていつも1人か2人、フリーアコモデーションスタッフというヘルパーさんがいます。ヘルパーさんは台湾からの人がほとんどです。そしてこの度、1人産休に入るためスタッフ募集となりました。ちなみにオーナーである明石は、ADHDの傾向があり、それを認めながら働いています。忘れっぽくて落ち着きがない、疲れて余裕がなくなるとイライラしてしまう。そういうところから、やはり人員に余裕がないと宿をより良くするだとか、色んな人に向け宣伝するだとか、悪い部分を改善するだとかそういう仕事に手が回らなくなってしまって、このままではダメだと思い募集に踏み切りました。

また後述の3ヶ月以上勤務できる方、という一文について。やはり働いてくださる以上、短い時間だとなかなか仕事を覚えたり、感覚を掴んだりすることが難しいんだろうと思います。とはいえそれは人それぞれの人生、数ヶ月後のことをイメージしたりすることが難しいのもまた事実。ワーキングホリデーで海外から日本に来ている方にとっては、1年という限られた時間を岡山だけで過ごすのは少し勿体ないことだと思います。そういった理由から「短期でも構わないが3ヶ月以上」という設定になりました。どうぞご理解ください。
それでは、募集要項は以下の通りです。


とりいくぐる・アルバイトスタッフ募集要項

まずは選考方法です。
履歴書(書式自由)をメールにて info(at)toriikuguru.com までお送りください。
郵送の場合は、以下の住所宛まで。
〒700-0026 岡山市北区奉還町4丁目7-15 「とりいくぐる」

書類選考ののち、面接(現地にお越しいただくか、遠方の場合はSkypeなどで可)を経て採用。応募のあった順に随時選考し、採用決定し次第募集を終了いたします。その際はご了承ください。
また募集に関するお問い合わせはメールにて受け付けております。前述のメールアドレスまでお願いいたします。


【勤務場所】
ゲストハウス&ラウンジとりいくぐる

【募集定員】
若干名

【勤務内容】
チェックイン業務、日々の清掃、お客さんへの観光案内や談笑、予約処理

【就労時間】
朝勤務は8時から13時までの5時間、夕方勤務は15時半から22時半までの7時間(任意で休憩30分ほど)です。週1日から可能です。

【給与、待遇】
時給800円(昇給、正社員登用あり。住宅補助などについては応相談。)

【応募条件、求める人物像】
とりいくぐるは、宿泊される方とスタッフたちとの関係を変に演出したりせず、それぞれを思いながら成り立つ場所を目指しています。またカドは、飲食とイベントを通して、宿泊される方と近所の方、岡山、県外、国内外の人たちに開かれた大らかな場所でありたいと思っています。なのでこのような方に応募してもらいたいと思っています。
・国籍、年齢、性別は問いません。
・思いやりがあり、優しい方。
・自分で仕事を探し、作っていくことをいとわない方。
・接客が得意でなくても構いません。色んな価値観を認め、互いを尊重しながら働くことができる方。
・英語が話せる、もしくは積極的に勉強する意思がある方。
・海外の方でも構いません。ただしワーキングホリデービザなど、国内で就労できるビザをお持ちの方に限ります。
・短期でも構いませんが、それでも3ヶ月以上は働いていただきたいです。

【募集期間】
随時

みなさんからのご応募、お待ちしております。