2014年3月18日

3月18日、曇りときどき雨


ウェブサイトがリニューアルされ、ブログという機能が実装された。せっかくなので何か文章を書いてみようと思う。


今までのうちのウェブサイトは、一応暫定的なものとされ、昨年7月にゲストハウスをオープンし落ち着いてきたら新しく使いやすい(そして格好いい)ものにしよう、ということで水面下でリニューアルが進められていた。ブログはその頃から話が上がっていた。実はそのときに、そのテストとして僕は記事を一つ書いていて、内容はというと、大変に今疲れていますという、なんというか心の声がでろでろと漏れてしまったようなひどい文章で、まあちょっとこれをリニューアルのタイミングで出すのはどうだろう、と思いお蔵入りになった。確かにあの頃は、ここに関わった人たちは皆、一様に疲れていた。そんなこともあって、ウェブサイトのリニューアルはこの3月というタイミングになったのだ。などという言い訳をここで。


ところで、このブログはどんな人が読むのだろう。我がゲストハウスに泊まりたい人なのか。ゲストハウスに泊まろう、いざ予約をしよう!という人はこのブログを読むだろうか。館内設備やアクセス、そして予約情報をチェックしたらそのままブログなど読まず予約を行うのではないか。ゲストハウスの雰囲気、オーナーの人となりまで気になるのだろうか?ちなみに僕は、この仕事を始める前は、ゲストハウスのブログを一切読んだことは無い。数多あるゲストハウスから値段やアクセスなどを鑑みて選択し、ウェブサイトでまっすぐ予約をし、現地快適に宿泊ののち、旅の目的(観光など)を無事果たしていた。

これは少しゲストハウスのアイデンティティやコンセプトのような、少し込み入った話になってしまうのかもしれないけども、もしかしたらこのブログを読んでいる人は、ある程度我がゲストハウス『とりいくぐる』に興味を持った人なのではないだろうか、という仮説を僕は持っている。岡山へ何かしら用事があり、岡山で宿泊する必要のある人々は、高速バスや美術館の開館時間、美味しいレストランの場所や旅行の予算などもろもろを考慮し、ゲストハウスを選ぶだろう。しかしその中でまれに、ゲストハウス自体、さらにいえば『とりいくぐる』自体に興味を持ってくる人がいたとして、そういった人たちにこのブログは読まれるように思う。ゲストハウスの雰囲気、オーナーの人となりまで気になるのではないか。それは、決して見逃せない要素であり、ブログはその要素をチェックするには大いな一助になるはずだ。目的によって、宿泊先に対する興味は大きくもなるし小さくもなる。ウエートが大きくなった人たちにとって有用な文章が求められているんだろう、ということを考えている。


とはいえ、あまり難しく考えだすとキリがないし、窮屈なので、適当にかつ平易でポップな感じのことを書いていきたい。そして一発目から長々とした文章はどうかと思うので、これくらいにしよう。

ではでは。