2019年10月16日
10月16日:台風で思ったこと覚え書き
この度の台風19号で被害に合われました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
ニュースを見ていると、やっぱりどうしても去年の豪雨災害のことを思い出してしまいます。なので今回は、SNSやニュースサイトは見ないようにし、JRの運行情報だけたまに見ていました。そして落ち着いたのち改めてSNSなどを振り返ってみると、知り合いのゲストハウスさんはお客さんを連れて避難したり、近くで浸水したりと、大きな被害があり苦労された様子が伺えました。
岡山では、今回の台風では大きな被害は無いようでした。早くからJRの計画運休の発表があり、飛行機も欠航が決まっていたので、とりいくぐるでも早々にキャンセルの連絡がありました。そして空いたところにまた予約が入る、といった感じで、当初完全満室でしたが、9割くらいの稼働だったかと思います。
とりいくぐるでは、毎回台風などの天候不良によるキャンセルでは、キャンセル料をいただいていません。物理的に交通機関も動いておらず宿に来ることができませんし、また四国をつなぐ瀬戸大橋も、島々を巡るフェリーも同様に運休、欠航することが多く、観光しようにも難しいためです。なので今回の三連休のような、稼ぎ時に台風というのは経済的にも大変痛いんですよね。
そして今回はさらに、複雑なことが起きました。stars onという岡山県西部で毎年行われる野外フェスが、台風の影響で中止になったんです。本来は13日の日曜日行われるはずでした。毎年少なくない参加者が宿泊してくれ、僕らとしてもとても有り難いイベントなんですが、残念ながら中止となりました。台風の中心からずいぶん離れた岡山でも、かなりの強風が吹いていましたし、お客さんの安全を考えればやむを得ない判断だったと思います。
さて一方とりいくぐるでは、フェス中止が決まった12日から立て続けにキャンセルの連絡がありました。電話を取って、このパターン考えてなかったー!と一瞬パニックに。フェスは中止とはいえ、翌13日は、岡山近県の交通機関は再開する見通しが出ていたタイミングでした。ではこの場合、キャンセル料のルールをどうするか。
非常に申し訳ないんですけども、キャンセル料は頂くという決断をしました。さすがにこのパターンは想定していなかったなあ。本当に難しいし心苦しい。
今後は改善策として、台風が岡山へ来るぞ!となれば、案内メールを予約しているお客さんに送るようにします。交通機関が動いている場合はキャンセル料頂きますが、完全ストップしたら無料でキャンセルするんで連絡くださいね、といった内容で。
ともかくこういう災害時は、ちょっと緊張します。売上も消えてしまいます。もう本当こりごり。
次はポジティブなこと書くぞ!とりいくぐるでした。