2019年11月 8日

11月8日:業界用語は難しい

11月8日:業界用語は難しい

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効果があるのか分かりませんが、冒頭にコマーシャル入れていました。Youtubeの広告のようなものです。


みなさんは、「OTA」って聞いて何かすぐピンときますか?
オータではありません。「Online Travel Agent」、つまりは宿泊予約サイトのことです。ブッキングドットコムなどが有名でしょうか。現在とりいくぐるでは、OTAの掲載を増やすべく色々と準備中なのですが、働いているとまあこういう業界用語のようなものが幾つかあるんですよね。

予約しておいて連絡も無く来ないことは、「ノーショー」。
逆に、予約もなく受付に来て今日泊まれます?な感じのことを、「ウォークイン」。
相部屋を意味する「ドミトリー」も、海外からのお客さんを「インバウンド」と呼ぶのも、もうかなり浸透してきましたがこの業界の用語ですね。

そしてこの業界、特にゲストハウス業界でお客さんのことを、「ゲスト」と呼ぶ風潮があります。とりいくぐるを始めて6年と4ヶ月経ちますが、未だに違和感があるんですよね。かなり頑なに「ゲスト」と呼ぶのは避けています。これはただの、僕の潔癖だったり偏った拘りなので、ゲストと呼ぶ同業者の方々には気を悪くしないでほしいんですが...。

ゲストハウスのような宿泊施設のことを詳しくない人から、ときどき宿泊問い合わせ電話がかかってきます。
湯船はなくシャワーで、それも共同です。トイレも同様です。一番安く泊まれるのは二段ベッドの相部屋です。夕飯も朝ごはんもありません。タオルもうちは有料で貸し出しです。24時間スタッフが対応する、なんてことはありません。深夜に電話もらっても、僕は寝ぼけてます。いやむしろ出れば良い方で、だいたい寝て気づかないこともしばしばあります。
なるべく業界用語を使わず、一般的な言葉で説明します。ゲストハウス好きや慣れてる人にはまどろっこしいかもしれないですが、僕はそうしています。
このゲストハウスという業態、まだまだ一般的とは思えないんですよね。未だに説明して驚かれることが多いので。

僕は落語が好きでよく聞くんですが、落語の世界とか専門用語や符牒が数多くあり、そういうのを聞くたび格好いい~ってなるんですが、まあ分からないと不安だし寂しいので。

今日はそんな業界用語のお話でした。